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Re: 地獄の戦士 投稿者:bonso 投稿日:2001/09/14(Fri) 00:29 No.552   HomePage
(No.519 〜 551 の続きです)

単行本、購入して久々に読んでみました。
・・やはり、持っていなかったのかなあ、アレレ。
創刊時のヤングジャンプを毎週読んでましたので(と、チャンピオン)、
ここら辺の作品は思いで深いです。

「地獄の戦士」、「子供の遊び」(← タイトルです)・・いいですねえ。
ラインナップの毛色が、他作品と比べて多少変わってないですか?
あとまだ他に、当時のYジャンプ発表のものに 〜

" 大人が成長を拒否して、手術で子供の身体になって遊んでいる "
" 食料が足りなくなって、大きな機械で人間を食用肉に加工している "
" 広告の看板だらけの街 "

〜 の3作がありましたが、他の単行本などに収録されているのでしょうか?


手持ちの物では こさむ - 2001/09/14(Fri) 10:42 No.555  

>大人が成長を拒否して、手術で子供の身体になって遊んでいる
「子供の王国」
JCD版『子供の王国』(84年発行)及び
JSA版『不安の立像』(93年発行)に収録されています。

>食料が足りなくなって、大きな機械で人間を食用肉に加工している
「侵食惑星」
サンコミックス版『夢みる機械』(78年発行)に収録されています。
掲載誌は少年ジャンプですね。
同じく食料問題を扱った作品としては、人間の体内に微生物を植え付
けて廃棄物を消化できるようにするという「食事の時間」もあります。
JCD版『子供の王国』及びJSA版『夢みる機械』(93年発行※
上記サンコミックス版とは別物)に収録。

>広告の看板だらけの街
「広告の町」
旅人“ゼピッタ”シリーズの1編ですね。
JSA版『天崩れ落つる日』(97年発行)に収録。

尚、「地獄の戦士」はJSA版『夢みる機械』に、「子供の遊び」は
JSA版『不安の立像』にそれぞれ収録されています。

※JCD=ジャンプ・コミックス・デラックス
※JSA=ジャンプ・スーパー・エース


地獄の食事 bonso - 2001/09/19(Wed) 00:15 No.567   HomePage

こさむさん、たくさん教えていただき、どうもありがとうございます。
お尋ねマンガしてばかりで、すびばせんです〜。

星☆星マンガの単行本は、いわゆるマイナー本が多いようですね。
つげ義春作品のように、結構同じ話が複数の本にかぶってますか・・?

人間加工食品の一編は少年ジャンプ掲載でしたか。忘れてました、うーむ。
主人公が加工場の中に入り込むと、加工機械の小窓に、一瞬人の顔が
ちらっと見えるんですよね? ちょっとイヤだったので印象深いです。


星☆星・暗黒面へのご招待 こさむ - 2001/09/19(Wed) 03:55 No.573  

星野之宣に開眼されたbonsoさんに、
次は諸星ワールドへと誘おうという魂胆です(笑)

補足:No.555でご紹介させていただいた単行本のうち、
JCD版『子供の王国』&サンコミックス版『夢みる機械』は、
おそらく(いや間違いなく)古本屋さんでしか入手できないかと…
え?ハナから古本しか眼中にない?


Re: 地獄の戦士 おじさん - 2001/09/19(Wed) 06:34 No.576  

おじいちゃんの顔でしたね。
・・・怖ー


稗田礼二郎 bonso - 2001/09/20(Thu) 00:26 No.579   HomePage

宗像教授は、初めは稗田礼二郎を借用、でいく構想だったそうですね。
でもさすがにそれは断られたそうです。

・・星☆星マンガをほとんど持っている友人から、そう聞きました。
一緒に語られることの多い2大作家さんですが、実際仲良しみたいですね。
(∩.∩)

こさむさん、
> 次は諸星ワールドへ
友達から借りたり、読むのは大方読んでいるかも知れません・・。
でも突っ込んだお話はたぶん無理ですよ(笑)。

おじさん、
諸星マンガの絵には、時たまギョッとする1シーンがありますよね。
昔〜、稗田礼二郎の見上げる山の上にヒルコの影が(シルエット)
見えた場面は、忘れられない一コマですよ。


雇童ル やまお - 2001/09/20(Thu) 03:53 No.581  

詳しくは朝日ソノラマ発行の20周年記念イラスト集のインタビュウーに掲載してあります。
ガソリン代稼ぎに文庫・単行本(少年青年漫画本は売りません)を売ろうとチョイス中、この画集と"サーベルタイガー"を見つけて読み耽っていたら偶然このお話になっていたのでびっくり致しました。
星野先生って北海道在住なんですねファンのくせに知りませんでした。是非読んで見て下さい。イラストの美しさは圧巻です。
そしてビニールカバーを付けて奇麗にしまいこむ。


サーベルタイガー おじさん - 2001/09/21(Fri) 05:05 No.586  

傑作短編集「サーベルタイガー」のダイヤモンドのお話
は原作者の名前がありました。
「遥かなる朝」に出てくる作家と同じ名前なのですが
この方はどんな人物なのでしょう。


ほんとだ。 こさむ - 2001/09/21(Fri) 18:37 No.591  

『はるかなる朝』の主人公は“SF作家の奥谷”となってますね。
よくこんなの気付きましたね〜(驚)

『星野之宣スペース・イラスト集 STAR FIELD』に、
当の奥谷俊介氏のメッセージが載っていました。
高校時代からの友人のようですね。
釧路湖陵高校2年の新学期に、星野氏が横浜から転校してきたと
あり、一時期は共同生活もしていたとか。
高校時代に描いた『月夢』の原型となった作品を見せられた時の
驚きなどが書かれていました。

『アダマスの宝石』は、奥谷氏がSF作家志望だった頃に星野氏
が手をさしのべてくれた、“奥谷俊介救済作品”とありました。
けれど肩書きはただ“友人”となっているので、その後本格的に
プロデビューを果たしたわけではなさそうです。


ありがとうございました おじさん - 2001/09/21(Fri) 23:54 No.595  

長年の疑問が氷解しました。感謝しております。
『アダマスの宝石』は星野作品の中でも指折り
の傑作だと思いますが、そういう事情があったとは。
驚きました。


邪馬台国はどこですか? 投稿者:こさむ 投稿日:2001/09/17(Mon) 00:19 No.559  
しばらく充電したところで、また始めますか(笑)>おじさん
さんざんっぱら古代史談義しておきながら、この基本的なテーマに
まだ触れてなかったので、今更という感じもしますが仕切り直しの
意味も込めて…(これだと他の人も入って来てくれるかも…かな?)

私は宇佐神宮=卑弥呼の墓説を支持していますので、やはり九州説。
と言っても同時に邪馬台国東遷説も支持しており、邪馬台国と大和
朝廷は連続したものと考えていますので、あくまでも卑弥呼が治め
ていた時代は、という意味ですが。
『ヤマトの火』や『ヤマタイカ』で採られている、阿蘇に卑弥呼の
居住地(祭祀の中心)があり、民の集落及び政治・軍事の中心は筑
紫平野にあった、とする説もなかなか魅力的ですね。
(『ヤマタイ国は阿蘇にあった』はまだ読めておりません…笑)

最近では例の三角縁神獣鏡が大量出土したことから畿内説が有力に
なっているようですが、あれを魏志倭人伝の記述にある“銅鏡百枚”
とするには枚数が多すぎ。何事も大袈裟な表現を好む中国人の気質
からして、実際より少なく記述したとは考えにくいし、何より鏡な
んていくらでも持ち運び可能。状況証拠より物的証拠を絶対視する、
井沢元彦氏の言う“史料至上主義”の弊害が表れていると思います。

九州説を有力と考える理由は、魏志倭人伝では帯方郡から投馬国に
至るまでの道程はこと細かく記載されており、その比定地も現在の
九州にほぼ集中しているのに、そこから邪馬台国までの道程をいき
なりはしょっているとは考えにくく、やはりその周辺にあったとす
る方が自然と思われるからです。問題は「水行十日・陸行一月」を
どう解釈するかですが…(To be continued.)

近畿圏の人は畿内説を採りたがる傾向(私は九州生まれの関西育ち
なので、その点こだわりなし)にあるようですが、今までの感触か
らして、おそらくおじさんもほぼ近い見解をお持ちとお見受けして
いるのですが…いかがでしょうか?


邪馬台国はどこか おじさん - 2001/09/18(Tue) 04:59 No.563  

☆どちらかを選ぶなら「九州説」ですね。

帯方郡から邪馬台国まで一万二千余里
帯方郡から末ろ国まで一万余里、すると
末ろ国から邪馬台国までは

12000-10000=2000
およそ2000里では近畿までたどり着けない。
狗邪韓国から末ろ国(対馬海峡)
が三千余里ですから。
魏志倭人伝の里程が正しいなら
「九州説」が妥当でしょう。
(藤井滋氏の説による。
「東アジアの古代文化」1983春号)


☆「水行十日・陸行一月」について
謝銘仁博士は「水行十日・陸行一月」は
水行→陸行→水行→陸行・・・
の繰り返しの合計に休みを加えて
おおよその日数をまとめたものと
されています(邪馬台国・中国人はこう読む
立風書房)。

私は謝銘仁博士の説に賛成です。
「水行二十日」「水行十日・陸行一月」が
天候不良・休息・祭日・物忌みなどの
日数を含んでいるとすると、日数で
移動距離を推定するのは不可能ですね。


☆『「三角縁神獣鏡」が畿内の古墳から
出る→邪馬台国は畿内』

とする論理は誤りですね。

?三角縁神獣鏡が卑弥呼の鏡である
という証明がなされていない。
『「三角縁神獣鏡」が畿内の古墳から
出る→邪馬台国は畿内』
には前提として
『三角縁神獣鏡=卑弥呼の鏡』
の証明が必要です。
三角縁神獣鏡は魏の鏡説と
国産説が対立しており、結論が
出ていない。

?『三角縁神獣鏡=卑弥呼の鏡』
であっても
『鏡はいくらでも持ち運び可能』
『鏡の所有者などいくらでも変わりうる』
のです。

?三角縁神獣鏡は四世紀頃の築造と
推定される古墳から、四世紀頃のもの
と推定される遺物と供に出土する。
弥生時代の遺跡から出土していない。
(ただし伝世鏡説もあり、また古墳の
築造年代については諸説あり)

(※ただ鏡は粘土で型をとって複製でき
ますので、数は問題にならないと考えられ
ているようです)

☆日向三代(ニニギノミコト、ヒコホホデミノミコト、
ウガヤフキアエズノミコトつまり神武天皇こと
カンヤマトイワレビコの父、祖父、曽祖父)
は日本書紀、古事記の記述では「日向」
すなわち日向、大隈、薩摩で活躍しています。

ニニギノミコト、ヒコホホデミノミコト、ウガヤ
フキアエズノミコトは、隼人の地に生まれ、
育ち、母親も妻もこの土地の女性であり、
日本書紀及び延喜式に記された陵墓の
場所もすべて「日向」となっています。

つまり「神武天皇ことカンヤマトイワレビコ」は
「隼人族」の出身であると日本書紀、古事記は
説いているわけです。日本書紀は大和朝廷の
公式見解を記した書物ですから、この点は大変
重要です。奈良時代に大和朝廷の出自は
「隼人族」であると公式に認められていたことに
なります。

『「日向神話」は「隼人族」の神話を大和朝廷が
取り入れたもの』
とする説がありますが、根拠薄弱です。

?『「日向神話」は「隼人族」の神話を大和朝廷が
取り入れたもの』という史実を記した文献が
必用です。文献無しでは空想説の域を出ません。
?「日向」が大和朝廷に服属したのは
五世紀はじめ頃と考えられていますが、
いったいいかなる理由で、300年以上も後に、
「征服者大和朝廷」が「被征服者隼人族」
を自らの祖先とする必要があるのか。

こさむさんが
「8名の天皇が架空の存在とするならば、
不自然なまでに在位年数を伸ばしたこと
への説明が付きません。むしろ在位年数は
常識の範囲にとどめ、8名と言わず10名でも
20名でも創作した方が無理がなかったはず。
これはやはり8名の天皇の実在が、当時すでに
人々の常識として浸透しており、今さら架空の
天皇を増やすなど百年在位した天皇がいたと
するよりもっと“トンデモナイ”ことであったから
ではないでしょうか?」
とする素晴らしい説を述べられましたが、
この説と同様に、

『「神武天皇ことカンヤマトイワレビコ」は
「隼人族」の出身である』
も当時の人々の常識であった可能性が
あります。
古い否定しがたい伝承であったからこそ、
神武天皇が「被征服者隼人族」の出身であると
記録されたと考えることが可能ですね。


井上光貞氏、安本美典氏らの邪馬台国東遷説と
アマテラス=卑弥呼説のパラダイムでなら
「邪馬台国の後継者が隼人族と婚姻し、
東遷のために協力を得た」
と解釈できるでしょう。
安本美典氏は「邪馬台国はその後どう
なったか・廣済堂刊」で邪馬台国勢力の
南方移動を説かれていますね。

水野佑氏らの大和朝廷狗奴国後身説と
カンヤマトイワレビコ狗奴国王説のパラダイム
でなら「邪馬台国と対立する狗奴国王は
「日向」の王であり、大和を征服した」
と解釈できるでしょう。

☆「皇室の祖神は本来アマテラスではなく
タカミムスビであった」とする見解があります。
(松前建教授らの説)

アマテラス=卑弥呼説をこの視点から
考えてみます。

☆「地名の遷移」についても

☆ 邪馬台国はどこかについても

続く


水行十日・陸行一月 こさむ - 2001/09/19(Wed) 01:43 No.568  

邪馬台国の比定地が諸説入り乱れる結果を招いているのは、ひと
えにこの日数をどう読むかで意見が分かれるためでありますが、
九州説支持派の見解としてもっとも納得できるものはやはり、
・投馬国からではなく帯方郡からのトータルの所要日数
とする説でありましょうか。
(謝銘仁博士の説というのもこれにあたるのでしょうか?)
他には、
・卑弥呼の居住地を容易に悟られないようにするため、案内人が
 わざと迂回路を取った
・魏の使者が自分の功績を高めるためにオーバーに報告した
などの説も面白いですね。
さらには、
・陸行一月は元々陸行一日であったのを書き写す際に間違った
なんてのもありますが、なるほどその可能性も無きにしもあらず。
しかし書き損じを考慮に入れるとなると、それこそどこにだって
持って来れてしまいますが(笑)

No.559のタイトルに拝借した、
『邪馬台国はどこですか?』(鯨統一郎・著/創元推理文庫)
邪馬台国を◯◯に持って来るというトンデモ説(?)を披露して
いるのですが、“屁理屈を楽しむ”というスタンスの小説で、こ
れはこれでなかなか面白かったですよ。


日向三代 こさむ - 2001/09/19(Wed) 03:27 No.570  

>「日向神話」は「隼人族」の神話を大和朝廷が取り入れたもの
とする説には私も1票を投じたいと思います。

天孫降臨の地はなぜ日向だったのか?
天皇家の始祖がよく云われるように朝鮮半島からの渡来系民族で
あったのなら、九州北部沿岸あたりこそその地にふさわしいはず。
しかし“卑弥呼=アマテラス”“阿蘇=高天原”として、邪馬台
国東遷の足掛りに隼人族との同盟を結んだのが神話化されたもの、
と解釈すれば順序的にもぴたりと符合します。

またこのあたりのエピソードはいかにも「土地神話を吸収した」
感が強く、中でも海幸彦・山幸彦の兄弟の話など、南方の漁撈・
採集民族の神話の影響が極めて濃いように思われます。
(海幸彦=隼人族、山幸彦=邪馬台国?)

>邪馬台国の後継者が隼人族と婚姻し、東遷のために協力を得た
となると、以前おじさんがちらっと示唆された台与=豊玉毘売命
説と結び付けて考えても面白いですね。

しかしそうすると、豊玉毘売命は天孫族の彦火火出見尊(山幸彦)
と結ばれた、海神(ワタツミノカミ)の娘であるから、卑弥呼の
宗女であるはずの台与の立場が逆転してしまう?
母系性社会から父系性社会への転換を図るために、あえて神話の
中では逆の立場を与えたのか…
は!?もしかして台与は卑弥呼の宗女(一族の娘)というより、
むしろ嫁と姑の関係にあったのでは?
妄想はどんどん膨らんでしまいます(笑)


難しい おじさん - 2001/09/19(Wed) 03:27 No.571  

こさむさん、いつもありがとうございます。

>書き損じを考慮に入れるとなると、それこそ
どこにだって 持って来れてしまいますが

そのとおりですね。
「書き損じ」だと客観的に推定する根拠は
ないのに、無茶な話です。
「南」を「東」とするのもこの類です。
後世のいいかげんな地図(ひっくりかえってる
地図)など持ち出して酷い話です。


謝銘仁博士(国立台湾海洋学院大学教授)は、
「水行十日・陸行一月」を帯方郡からのトータルの
所要日数とする説(つまり古田武彦氏・高木彬光氏
らの説)について、極端な漢文の読み方であり、
問題にならないとされています。
(邪馬台国・中国人はこう読む・立風書房1983)

↑この問題は少し調べて見ます。

「水行二十日」「水行十日・陸行一月」について
私はこう考えます。

?天候不良の日・休息日・祭日・物忌みの日
などの日数を含んでいると考えます。
何日含んでいるかは不明です。
推測する手がかりがありません。

?1日の移動距離は不明です。

この日数から「日数分の移動距離」を導くのは
不可能だと考えられます。

「水行二十日」「水行十日・陸行一月」を手がかりに
して投馬国・邪馬台国の位置を推定するのは
不可能です。

続く・・


ご指摘有り難うございます おじさん - 2001/09/19(Wed) 06:30 No.575  

>「このあたりのエピソードはいかにも「土地神話を
吸収した」感が強く、中でも海幸彦・山幸彦の
兄弟の話など、南方の漁撈・採集民族の神話の
影響が極めて濃いように思われます。」

そのとおりですね。実際に大和朝廷の祖先が
九州南部の人々と交流・婚姻していたとするなら、
最も自然に理解できると思います。

私が否定的に取り上げた、
『「日向神話」は「隼人族」の神話を大和朝廷が
取り入れたもの』とする説は

『「日向神話」は大和朝廷と無関係な
「被征服者隼人族」の神話を、後世(--奈良時代)に
大和朝廷が 取り入れて記紀に組みこんだ』と
する説を指しています。

この説は邪馬台国畿内説(邪馬台国=大和朝廷)を
主張する方々が往々述べられているものです。

邪馬台国畿内説(邪馬台国=大和朝廷)では
大和朝廷のルーツと九州が結びつかないため、
『「日向神話」は「被征服者隼人族」の神話を
後世(--奈良時代)に大和朝廷が必要も無いのに
取り入れて記紀に組みこんだ』

などという、無理なこじつけをせざるえなくなる
のです。

私自身は、九州南部と大和朝廷のルーツは
非常に関係が深いと考えます。
その事実が土地神話に彩られた、
天皇の祖先を隼人族とする「日向神話」を生み、
カンヤマトイワレビコの東征説話を生んだと
見るのが自然だと思います。

「邪馬台国=大和朝廷のルーツ」と考える
へ゛きかどうかについては、決定的な論拠を
見出せるまで保留としたいと思います。




地名は語る こさむ - 2001/09/20(Thu) 04:54 No.582  

『水行十日・陸行一月 』

なるほど、謝銘仁博士の説というのはトータル所要日数説
を否定するものでしたか。

>天候不良の日・休息日・祭日・物忌みの日などの日数を
含んでいると考えます。

行く先々で接待を受けながら、休み休みちんたら移動する
“お役人”の姿が…。
ああっなんだかとってもリアリティある(笑)

『邪馬台国=大和朝廷のルーツ』

“邪馬台”を当時使われていた古代中国語の発音で読むと、
“ヤマタイ”というより“ヤマトゥ”といった発音になる
そうですね。
日本語では“やまと”であったことは疑いないでしょう。
このことからも、大和朝廷と切り離して考える方がむしろ
不自然だと思うのですが…。

また、同じく古代中国語の発音で読むと、好古都国や対蘇
国はそれぞれ“ハカタ”“トス(トサ)”になるとか。


方たがえ おじさん - 2001/09/20(Thu) 07:57 No.584  

?平安時代の貴族は物忌み・方たがえ
に凝ってたわけですが、これらは
陰陽道からきたものです。

陰陽道のルーツは諸氏百家の
陰陽家や、兵法(諸葛孔明の八門遁甲!)
・占星術などですね。


魏の国の使節も、平安貴族のように
↓        ↑→→→↓
↓        ↑   ↓
→→→ ↓    ↑   ↓
    ↓    ↑   ↓
    ↓→→→→↑   ↓ 
             ↓→→→↓
                 ↓
                 ↓→→→

方たがえしながら、こんな感じで
移動したのかもしれませんね。

(魏の国の使節を派遣した責任者は
孔明のライバル司馬仲達ですね。)

?邪馬臺の発音はヤマダ・ヤマド
に近いとも言います。
(臺と台は元々異なる漢字
臺はd∂g、台はt∂g、上古音、但し異なる
説あり、「漢和大字典」藤堂明保編・学研
による)
少し時代が下るとヤマトと
発音されたようです。
したがって邪馬臺と大和は
ヤマダ・ヤマド→ヤマト
で同じ音ということになります。

隋書倭国伝に日出ずるところの天子の国が
「邪馬堆にみやこする」とありますが
邪馬堆(つまり大和)と邪馬臺は
ヤマトで同じ音です。
甲類乙類の音の区別(堆と台)も
一致します。

>日本語では“やまと”であったことは疑いない
でしょう。 このことからも、大和朝廷と切り離して
考える方がむしろ 不自然

確かにそのとおりですね。
音韻の点からすると、邪馬臺=大和説は
自然なすぐれた説だと思います。

?好古都国→ハカタ→博多
という連想が浮かぶのです
(新世界紀行でも紹介されてました)

伊予は「伊予国風土記」から
古い地名だとわかりますが、博多はと゛うなの
でしょうね。

「卑弥呼はペェメハと読むのでは」とも
指摘していました。


補足 おじさん - 2001/09/21(Fri) 06:22 No.589  

「甲類乙類の音の区別(堆と台)も一致します。」
の(堆と台)は(堆と臺)のあやまりです。
不注意でした。

※甲類乙類の音の区別はいわゆる「橋本進吉学説
(八母音説)」ですが、異説も有ります。
山田孝雄博士「万葉集講義」
真武直(福岡学芸大学教授)「日華漢語音韻論」東京桜楓社
松本克巳(金沢大学教授)「古代日本語母音組織考
-内的再建の試み」金沢大学法文学部論集文学篇第22巻
森重敏(もりしげさとし・奈良女子大学教授)
「上代特殊仮名遣いとは何か」万葉 第89号
など。

(同じ時代でも地方によって母音が異なるとする意見も
ありますね。)

中古音での話ですが、
八母音説が誤りなら、山門(筑後など)と邪馬臺の音が
一致する可能性が有ります。
八母音説が正しいなら、門は甲類のト、臺は乙類のト
であり、音が異なります。


どうなるのかな? 投稿者:やまお 投稿日:2001/09/13(Thu) 03:22 No.548  
例えが失礼かも知れませんが、前に数多く出版された仮想戦闘小説・漫画のような大規模なテロが現実に起きてしまいました。実はあのビル内の証券会社に所属していて、少し前に直属の上司が帰国して順番的に昇進した兄が移動の予定だったのですが、同時期に奥方が病気になり同行が不可能になったり、会社の合併で仕事内容が変わる事もあり家族と相談の上、左遷覚悟で家庭を優先し辞令を断ったんです。
もし仕事を優先し、単身NYに行っていたら確実にあの事件に巻き込まれていたそうです。
そう思うと、とても事件が人事には思えません。皆さんの無事を祈るばかりです。


Re: どうなるのかな? bonso - 2001/09/14(Fri) 00:49 No.553   HomePage

被災者の方々にお見舞い申し上げます、・・という言葉も
ありきたりで実感がともなわなく思える程に、桁違いの大惨事でした。
本当に、唖然としてニュースに見入るのみで、言葉も出てきません。
どういう心理状態でやれる犯罪なのかが、まるで分からない・・。
(お兄さんは難を逃れられて何よりでした)

下まで降りていくのに1時間半かかったとか、ニュースのインタビューで
いってましたが、各階にパラシュート常設くらいしておくべきでは・・。
今年は何度か東京〜横浜を訪ね、生まれて初めて超高層ビルというものを
目の当たりにしたのですが、何か、間違った建物という印象を受けました。


そろそろ語っていいかな? こさむ - 2001/09/17(Mon) 02:12 No.560  

火曜の夜以降、ずっとCNNにかじり付いてこの事件の行く末を
見守っております。
と言っても被害に遭われた方には凡庸なお悔やみの言葉しか思い
付かないし、下手なこと書いたら不謹慎とも取られかねないので、
書き込みは控えておったのですが…。

ただ今回の件で興味を持った(←この書き方もけっこう不謹慎で
すね。他に適当な言葉が思い付かないのでごめんなさい)のは、
イスラム教とは一体どのような宗教なのだろう?ということ。

三大宗教に数えられる他の二つの宗教では、例えばキリスト教で
は“隣人愛”、仏教では“因果応報”といった、信者でなくとも
良心の規範として受け入れられやすい教義が存在していますよね。
それに比べると、イスラム教はまずアラーへの絶対的な忠誠が大
前提にあり、マホメットの教えを部分的に受け入れるのは難しい
ように思えます。

昔読んだ中近東関係の本に、「イスラム原理主義者という呼び方
は本来矛盾している。コーランの教えを100%受け入れるのが基
本姿勢であるから、その意味ではすべての回教徒が原理主義者だ」
というようなことが書かれていました。

もちろん我々に馴染みが薄いから違和感を覚えるのであろうし、
あれだけ広く信じられているのだから、ただ無批判に受け入れら
れているはずがないことは分かるのですが…。
それにしても自爆テロに命を捧げることを“殉教”と呼ぶほどに、
イスラム圏の人々を強く惹き付けるものは一体なのでしょうか?

宗教論なんて、古代史談義よりもさらに著しく掲示板の主旨違い
ですね。失礼しました。


主旨違いだなんて bonso - 2001/09/20(Thu) 00:10 No.578   HomePage

細かいお気づかい、いつもありがとうございます。(o^−^o)
いえいえこちらこそ、管理人のくせに古代史論議ではお相手も出来ず、
失礼をどうぞお許しくださいませ。

発言にそれ相応の予習が必要な話題ですから、
得意の(笑)マーク付きの返信もなかなか難しいですよね(笑)。
でも毎日楽しみにROMさせていただいてますヨ。


剣を取るもの おじさん - 2001/09/21(Fri) 05:28 No.588  

湾岸戦争の時、米大統領はテレビ牧師をホワイトハウスに
呼んだりしてましたね。「我々は神の加護のもとにあり」
とでもいうつもりでしょうか。
聖書に「剣を取るものは剣で滅びる」とあるのを、
どう理解しているのでしょう。
それとも彼我がともに滅びる運命にあるのを
知っているのでしょうか。
こんなことにかかわったら、日本も無事ではすまない
でしょう。


人面モルフォ蝶 投稿者:bonso 投稿日:2001/09/08(Sat) 23:50 No.494   HomePage
お尋ねマンガ&ヒーローズ のコーナーで、
kkrryy さんお探しの、「人面さなぎのマンガ」について、
yoshir さん(HP)より新たな情報をいただきました。

なんと、池上僚一作品である可能性が高いです。

yoshir さん、どうもありがとうございました。


う、うれしい・・・ kkrryy - 2001/09/09(Sun) 00:11 No.495  

yoshirさん、本当にありがとうございました。
まさかメジャーな方の作品とは思いもしませんでした。
「人面蝶」は既に絶版のようですが、まめに古本屋をチェックしてみたいと思います。明日はブックオフめぐりだっ!

bonsoさん、報告が遅れましたが、「パビリオン地獄」はサンコミの「人形地獄」に併録されており、運良く入手することができました。
こちらのページのおかげで30年来の重荷がどんどん軽くなっていきます。感謝!感謝!感謝!


そうそう『人面蝶』! こさむ - 2001/09/09(Sun) 23:22 No.505  

kkrryyさん、おめでとうございます。
この作品は私も確かに読んだ憶えがあります。
池上遼一と聞いて、今さらながら記憶の底から甦ってきました。

『かんごく島』ではお世話になったのに、
今回はお返しできなくて申し訳ありません…とほほ。


人面蝶 bonso - 2001/09/10(Mon) 00:33 No.510   HomePage

お尋ねマンガ&ヒーローズ のコーナーが、お役にたてて何よりです。
私らの年代のインターネット人口は、まだなかなか少ないですからね
(しかもマニアネタだし(笑))、探し物は、気長にのんびりといきましょう。

この池上僚一の作品は、ぎりぎり私も読んでいるような気もします・・。

情報をくださったyoshir さんは、以前に私が「地獄くん」で
検索してみた時に、1件だけ見つかったHPのオーナーさんなのですよ。
作品紹介ページの、幅の広さと情報量の多さには本当に感心させられます。


読みました! kkrryy - 2001/09/13(Thu) 22:00 No.549  

絶対にコレです。
全身さなぎだらけのラストのカットの気持ち悪さ、最高です。
ちなみに「モルフォ蝶」なんて名前はどこにもでてきませんでした。ごめんなさい!!


おめでとうございます! bonso - 2001/09/14(Fri) 00:59 No.554   HomePage

もう、古本が見つかったのですね、早ヤ〜。^/^

「ウルトラQ」のモルフォ蝶と記憶がごっちゃになってしまうのは、
年代的に無理もないところなのでしょうね。
倒れている男に無数の蝶が群がっている場面は、あの作品(Qの方)では
子供のアタマに最も焼きついて離れなくなってしまう箇所だと思えますよ。
(うわっ、思い出したらキモ〜・・!)


それは「人喰い蛾」では? kkrryy - 2001/09/16(Sun) 02:46 No.558  

せっかくフォローしていただいたのに容赦なく言ってしまいますが、「ウルトラQ」の「変身」の中に無数のモルフォ蝶が群がるシーンは無かったと思います。
その場面は多分「怪奇大作戦」の「人喰い蛾」だったのではないでしょうか。


おわっ bonso - 2001/09/18(Tue) 23:41 No.566   HomePage

私の方が、輪をかけて記憶がごっちゃになってましたか。ぐはっ。

まあ、管理人自らが間違いを恐れない、勇気を示したということで(笑)、
・・え〜と、つまり、皆さまも恐れないでどうぞやっちゃってください。
1人にしないでぇ〜。(≧∇≦)


熊本で 投稿者:bonso 投稿日:2001/09/18(Tue) 23:27 No.564   HomePage
遊んできました。睡眠を忘れてはしゃぐものだから、体調崩し気味です。
不在中も、各掲示板への楽しい書き込み、どうもありがとうございます。
返信が遅れがちになっておりますが、ちょいとお待ちくださいネ〜。

次は10月7日(日)、また熊本でのオソロシイ宴に参加しにいくのじゃ。
Ψ(`▽´)Ψ ひひひ・・


シャドー胃袋 bonso - 2001/09/18(Tue) 23:29 No.565   HomePage

バラ薔薇お母さま、
いただき画像庫 への新規画像、どうもありが、・・ぐわっ!(笑)

・・こ、これは、いや、腹黒いなんたらの問題ではなく、
怖えぇーです!(笑)

マグ公ちゃん、
シャドームーン、どうもありがとうね(かっこい〜!)。
これは、お母さま画像のショックを和らげるためというか、
気を使っていただいたのではなかろうか(笑)。


星の作品 投稿者:おじさん 投稿日:2001/09/10(Mon) 04:52 No.519  
「恐竜教室」
「レックス先生さようなら」
は単行本になっているのでしょうか。
「恐竜教室」は「漂流教室」のパロディなのですが。
読んだ方おられませんでしょうか。


読みたい こさむ - 2001/09/10(Mon) 20:43 No.524  

どちらもまだ単行本未収録のようです。
以前何かで読んだ記憶があるのですが、
『恐竜教室』は星野先生自身が出来に不満があるため、
単行本化する意志がないとか。残念。

星野先生の単行本未収録作品は、まだまだこんなにあります。
http://www.elec.mie-u.ac.jp/is/Hata/hoshino/misyuroku.html


Re: 星の作品 bonso - 2001/09/11(Tue) 00:12 No.527   HomePage

恐竜教室

あまり効果線を多く使っていない、白っぽいアレンジされた絵柄で、
恐竜が学生服を着たりなんてしてましたっけ・・??

・・ああ、いかん。たぶん、というか絶対違ってますね、この発言・・。
そういうのを昔読んだような気もあるのですが、もはや妄想の域かも。
毎度、すびばせん(笑)。


ありがとうございました おじさん - 2001/09/11(Tue) 02:14 No.530  

ホライゾン・パトロールも良く覚えてますが、
やはり未収録だったのですね。
「レックス先生さようなら」は「恐竜教室」の
「レックス先生」が主役ですが、「チップス先生さよう
なら」のパロディですね。
ひげそりあとくっきりの恐竜です。


レックス先生 おじさん - 2001/09/11(Tue) 02:19 No.531  

裸だった気がするんですが・・記憶があやふやです。
「レックス先生」だけ、ネクタイをしてた気がします。
大人はやはり気が変に・・・。


質問 やまお - 2001/09/11(Tue) 03:00 No.533  

"未来二つの顔"でしたっけ?下巻の巻末に短編でネクタイの恐竜作品が載っていたような気が、タイトルがわかりません。部屋が魔窟な上、箱を無記名にしてしまった為物はあっても詮索不能です。
こりゃぁーこさむ様かおじさん様に聞いたほうが、発掘するより早そうです。是非に教えて下さい。
発掘ついでにJPスーパーコミックス当時340円"はるかなる朝""巨人達の伝説""ブルーシティ上下"海の牙"はひょっこり出て来たのに、肝心の捜している本が見つからないなんてーーーーでも久し振りだから読もう。


Re: 質問 こさむ - 2001/09/11(Tue) 11:46 No.539  

『未来の二つの顔』2巻の巻末には、
「おまけ漫画/未来のおまけの顔」という
4頁の本編のパロディ作品が載ってますね。

ネクタイの恐竜については、
『ブルーホール』2巻のあとがきにカットのみ載っており、
これがおそらく“レックス先生”であろうと思われます。

このあとがきには、星野先生が中学生の時に描いたという
『午後の恐竜』が2頁分だけ紹介されています、
通して読んでみたいものですね。
(たぶん星新一の小説を漫画化したものと思われますが、
 原作もとても面白かったですよ)

>JPスーパーコミックス当時340円"はるかなる朝"〜
ああっ全部持ってたのに処分してしまったやつだ…(悔)


はるかなる朝 bonso - 2001/09/12(Wed) 00:38 No.544   HomePage

仕事帰りに、近所の古本店に寄ったらありました。300円。
どうしよっかな〜、かな〜。(ё_ё) 清らかな目

ネットで検索してみると・・
あっ、これに例の「カルネアデス計画」が収録されてるんですね。
ならば、明日にでも入手して読んでみましょうかネ。

一緒に、諸星大二郎の「地獄の戦士」もありました。
(なんかこれは、持っていてどこかに埋もれてしまっているような・・)


アトルとクレイトー おじさん - 2001/09/13(Thu) 00:49 No.547  

「地獄の戦士」・・
「知らなかったぜ、はじめから地獄に住んでたなんてな」
だったでしょうか。
「復讐クラブ」は二回ドラマ化されましたが、
一つは観ました。お風呂でひっくりかえるところ以外、
原作に忠実でしたね。
子供の話は(タイトルなんでしたっけ)は傑作ですね。
短編集なら、これと「アダムの肋骨」かなー。
どこいったかな、探してみよう。


地獄の戦士 bonso - 2001/09/14(Fri) 00:27 No.551   HomePage

そういえば、「星☆星」といいながら、お一方だけの話題でしたね。
もう一方出ましたので、上にスレッドを移しておきましょう。
続きはそちらでおつき合いくださいませ。

あっ、・・といっても明日から日曜日まで熊本で遊んできますので
留守にしてしまうのですが、ええと、・・あとをお願いします(笑)。